高見神社

高見神社 社叢・御造営

高見神社の御由緒
高見神社は、北九州のほぼ中央に位置しています。
御造営で植えられた桧などの木々は鎮守(ちんじゅ)の杜(もり)となって茂り、南面の太陽が燦々(さんさん)と注ぎます。四季を通じて緑豊かな御神域は、珍蝶アサギマダラが舞うなど、小鳥の楽園、渡り鳥や野鳥の宝庫です。特に古今伝授の三霊木(さんれいぼく)の一つとして有名な招霊木(おがたま)は、髙見神社の御神木(ごしんぼく)となっています。

高見神社の裏参道から鎮守の杜を通り、北九州市立美術館へと向かう遊歩道は、自然の草花におおわれ、小鳥のさえずりと森林浴が楽しめます。大和すみれ・小すみれ・たちつぼすみれなどが咲き、うぐいす・めじろ・しじゅうから・やまがら・えなが、又、ほととぎす・いかる・おおるり・きびたきなどに出会うことが出来ます。

旧長崎街道筋にあたる三条橋の奥には、「従是西筑前國」の国境石があります。
旧筑前国と旧豊前国の国境をしめす史跡で、「筑前国随一」と云われています。

神社を基点とした条里制の町なみの面影を残す髙見地区は、桜咲き競う神苑の町として多くの人々が訪れます。
高見さくら公園をはじめ、街全体に山桜・そめいよしの・藤桜・おもい川桜・不老長寿いわれの楊貴妃(八重桜)などの桜が、約1ヶ月にわたって咲き競います。

高見神社 御造営

高見神社の御造営
昭和八年
髙見神社御造営奉賛会設立
昭和十年
内務省神社局御造営設計(内務省神社局技師 角南 隆)
第一期工事
(昭和十年十月~昭和十二年四月)
敷地境内内地整備・本殿・祝詞舎・拝殿・渡廊・祭舎
第一石鳥居・第二檜鳥居
第二期工事
(昭和十二年四月~昭和十三年三月)
神饌殿・神楽殿・手水舎・社務所一階
第三期工事
(昭和十三年三月~昭和十七年十一月)
神門・袖舎・廻廊・社務所二階・表参道・境内整備
昭和十八年
髙見苑造成
御社殿・付帯設備  建坪二百坪、台湾檜柾無節流れ造り
神楽殿・神饌殿   建坪六十坪、台湾檜柾無節流れ造り
神門           建坪六十坪、台湾檜柾無節流れ造り
社務所         建坪百八十坪、木曽檜流れ造り
境内地造成四千坪
境内林造成三万坪

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